2011年06月04日

腸管出血性大腸菌への感染予防のために守るべき5カ条

腸管出血性大腸菌への感染予防のために守るべき5カ条

アメリカのCDCから出ているものを翻訳して日本向けにアレンジしました。
原文も載せておきますね。

1.手を洗いましょう。徹底して。

 トイレに行ったら、あるいは赤ちゃんのおむつを替えたら必ず手を洗いましょう。そして食物を調理する前に、食べる前にも手を洗いましょう。これは徹底してください。

他に忘れがちなのは、動物を触った後で手を洗うことです。動物そのものに触った場合はもちろんのこと、動物を飼育している環境に行った後は必ず(農場、ふれあい動物園、フェア、あなた自身の庭の犬を飼っているスペースでさえ)、手を洗ってください。

犬を含めて動物を室内で飼っている人は、食事の調理の前や食事の前に手を洗って、食事中にペットと触れ合うことも避けましょう。


2.肉は必ず十分に加熱調理してください。

たたいたり針を刺して筋肉線維を柔らかくした肉や、牛挽肉の場合は、少なくとも摂氏70度まで加熱調理されるべきです。

(肉を叩く行為は筋肉線維を断裂させて柔らかく食べ易くできるのですが、同時に肉を破壊するので細菌が中に入り易くなります。
 Youtubeで見たことがあるのですが、ある焼き肉屋さんでは牛タンの塊を従業員が調理場の床に何度も叩きつけて柔らかくしていました。保健所の指導が入ってもうやっていないということですが、牛タンを含めて焼き肉は、たとえ焼き過ぎて固くなったとしても必ずウェルダンで食べるべきです。)

ハンバーグなどの場合、表面だけでなく、中心部の温度が70度まであげられるように注意すべきですし、「サイコロカットステーキ」とか「フレアーステーキ」と呼ばれる安い寄せ集め肉のステーキ(薄い横隔膜の肉や小さな屑肉をプレスしてステーキ肉の様に固めたもの)もハンバーグと同じと考えてウェルダンで調理するべきです。

理想を言えば、温度計で肉の中心部の温度を計測すべきです、見た目だけでは温度は判断できません。(日本の家庭では無理ですよね。)


3.生搾りは避けましょう

 生の牛乳や非加熱の牛乳、非加熱、非ろかジュースを飲むのは避けてください。

 果物ジュースであっても目の前で果物を切って絞ってくれる場合は大丈夫かと思いますが、絞って時間が立ったものはダメです。
 しぼりたてジュースを冷凍していたものを解凍して飲むのもできるだけ避けてください。冷凍しても大腸菌は死にません。


4.水遊び・泳ぐときには水を飲まないように

 湖、池、小川、などで泳いだり水遊びをするときには水を飲まないように気をつけましょう。自宅の庭のプールで遊ぶ時にも注意してください(日本ではほとんど関係ないです、学校などの公営プールは高濃度の消毒剤入りですからまず大丈夫です)。

 日本の場合、注意すべきは水遊びのプールや砂場でのままごと遊びなどですね。濡れた状態や泥んこの状態でお菓子を食べたり、ジュースを飲んだりしないように保護者が気をつけましょう。

 3歳児以下の場合は何でもやります。
 うちの弟は1歳過ぎの頃に公園の水たまりの水を猫が飲んでいるのを見て並んで飲もうとしましたから・・・。


5.生肉の調理は別扱いで

 焼き肉屋のチェーン店でO111感染した例からも明らかなように、生肉は大腸菌の感染源である可能性があります。

 調理する時に生肉を触るのは避けられませんから、生の肉に手を出した後、徹底的に手、カウンター、まな板と用具を洗うことによって、調理エリアでの他の食べ物や食器への大腸菌汚染を避けてください。

 注意しておきたいのはテーブルで行う焼き肉です。生肉を扱うのはそれ専用のトングや菜箸にすることは当然ながら、それを各自のお皿に取り分けるときには、別のお箸やトングを使うことを忘れないようにしてください。

 焼き肉奉行のお母さんはしばしば焼くことにばかり集中するあまり、焼き肉をつまんで乗せたそのトングで焼き上がった肉を拾い上げて子供のお皿に放り込んだりします。これは非常に危険です。


原文は以下の通りです。
http://www.cdc.gov/nczved/divisions/dfbmd/diseases/ecoli_o157h7/index.html#prevent
1. WASH YOUR HANDS thoroughly after using the bathroom or changing diapers and before preparing or eating food. WASH YOUR HANDS after contact with animals or their environments (at farms, petting zoos, fairs, even your own backyard).
2. COOK meats thoroughly. Ground beef and meat that has been needle-tenderized should be cooked to a temperature of at least 160°F/70?C. It’s best to use a thermometer, as color is not a very reliable indicator of “doneness.”
3. AVOID raw milk, unpasteurized dairy products, and unpasteurized juices (like fresh apple cider).
4. AVOID swallowing water when swimming or playing in lakes, ponds, streams, swimming pools, and backyard “kiddie” pools.
5. PREVENT cross contamination in food preparation areas by thoroughly washing hands, counters, cutting boards, and utensils after they touch raw meat.
posted by HUS-EHEC at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 腸管出血性大腸菌について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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