2011年06月10日

O104の感染源はもやしということで決めるようですね。


ずっと気になっていたO104の感染源ですが、感染の中心地となっているハンブルグ市のそばの新芽野菜(もやしとかアルファルファとか)と言うことに落ち着きそうです。

聴き取り調査で新芽野菜を食べた人が感染症に陥った可能性が高いということで、状況証拠的に決めるみたいです。

でも確かに、最初の患者さんが出たのが5月1日で、爆発的に下痢患者が出だしたのは5月15日ごろと、タイムラグが大きいので、生産農家にはもう証拠が残ってない可能性は高いです。


***ここからYahoo!ニュース抜粋***

「感染源は新芽野菜」=大腸菌被害で保健当局―ドイツ

時事通信 6月10日(金)21時39分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110610-00000166-jij-int

 【ベルリン時事】ドイツ北部を中心に腸管出血性大腸菌O(オー)104の感染が拡大している問題で、同国保健当局は10日、モヤシなどの新芽野菜が感染源である可能性が濃厚と発表した。
 ロベルト・コッホ研究所のブルガー所長は記者団に対し、「新芽野菜を食べた人が大腸菌感染による症状に陥る確率は食べなかった人の9倍」と説明。
新芽野菜を生産しているニーダーザクセン州の農場からO104は検出されていないが、疫学的な調査で感染源を絞り込んだと述べ、感染源は「新芽野菜だ」と断定的に語った。

***ここまでYahoo!ニュース***


こんなふうに感染源って決められたりするんですね。

他に犯人が見つからないから最も濃厚な状況証拠のいる人を犯人として扱う。

なんとなくすっきりしませんけど、でも、これで問題が収束してくれればいいですね。


その後、O104に関していろいろ調べて行くと、すでに様々なことが発表されていました。

O104の持つ毒素は二種類ある志賀毒素のうち、2型であること。

診断基準にもなっていて、2型を持つことが遺伝子検査か抗体検査でわかるか、もしくは1型毒素を持っていないことがこの新型腸管出血性大腸菌の診断基準だそうです。


1型毒素の方がもともと志賀潔博士が発見した赤痢菌の毒素と同じ遺伝子配列で、2型は55%しか同じでないということです。

そして2型毒素の方が、10倍ほどHUSを起こしやすい強毒素型であるとか。


ちなみに、志賀潔博士が発見した赤痢菌は現代ではほとんど見かけることがなくなったそうですが、実は遺伝子配列は大腸菌に非常に近いそうです。

だから大腸菌が枝分かれして行った細菌の一つが赤痢菌で、それが持っている毒素だからこそ、大腸菌に戻ってくるのもスムーズだったということなのでしょう。


ってどうでもいい知識でした。


ちなみに、もやしもアルファルファも、ドイツの死の危険地帯以外で生産されたものには疑いは持たれていません。

まちがっても、「今、モヤシは危ないから買うのやめよう」なんて短絡的に考えないでください。

日本のモヤシは全然大丈夫です。


加熱調理はしてくださいね。
posted by HUS-EHEC at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースにひとこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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